◆マムシの薬効
漢方では、マムシの皮と内臓を取り除いて乾燥させたものを「反鼻(ハンピ)」といい、これを粉にして飲めば滋養強壮に効くといわれております。
(ちなみに反鼻は、養○酒やユン○ルにも入っております。)
反鼻(ハンピ)の効果と効能
反鼻(ハンピ)は、古くから強壮強精・新陳代謝の良薬として知られていました。漢方では強壮・解毒作用を期待して、酒に漬けて、全身の衰弱や内臓機能の衰え・できもの・しびれ・脳卒中後の麻痺・痔疾などに用います。
民間療法では黒焼きやマムシ酒にして、疲労回復や冷え性などに用いられています。最近の研究では反鼻(ハンピ)の有効成分に、強心作用、血球数および血色素を増加させる作用があることがわかっています。
明治以降、マムシを滋養強壮剤として用いることが多くなりました。
現在でも多くの滋養強壮ドリンク剤に、ハンピチンキとして配合されています。
◆マムシ(反鼻)には何が含まれているの?
マムシはアミノ酸が豊富で、特に体内合成できない必須アミノ酸が8つも含まれています。薬酒でハンピを服用すると、ハンピ内のアミノ酸などの様々な有効成分がアルコールによって効率よく抽出され、吸収されやすくなる利点があります。
さらに、マムシのエキスにはホルモン分泌を促進する成分があります。
マムシ酒は、明治〜昭和中期の頃は当たり前のように飲んでいました。
やはり、上記のような効果があるという理由からです。
お酒としてだけでなく、蒲焼にしたり、すり潰して粉末(マムシ粉末)を飲んでみたりと色々な使用用途がありました。 |